2016年07月07日

偽りの顔

海外で犠牲になった日本人の家族が新聞の取材に対して、「そっとしておいてほしい」というコメントを読みまして、その言葉にやりきれなくて今日は一日何も話したくない気持ち。

紛争なんてなにも解決されてない。たぶん人類はずっと争いを続ける。でも地球の生き物を支配し独占してきた“知力”持つ生き物にしては、共感という力がますます欠けているようにも思えます。

国民国家を作ったのはいいけど、同じ国や社会の人々の悲しみを私たちはどのくらい共有できるのだろう。ニュースやネットで見たそのひと時かもしれない。知らないところのことだとほぼ他人事。

世界中で毎日どのくらいの人が命を落としたり、ケガしたり、精神的にキズついているのでしょう。貧しくても、裕福な暮らしをしていても。

でも毎日毎刻そんなこと意識していたら、日常なんか成り立たないでしょう。
平静の顔してまた日々の営みにもどり、前に進むためにジョークでも飛ばしてヘラヘラ笑う…

たくさん泣きたいときがある。涙が枯れるまで。でもそんな涙もいいところ見せの偽りの液体でしかないから、今日も、明日も、関係ないふりして過ごします。

みんなそうでしょう?! 悲しみを抱えていない人なんて、この世にいないから。
posted by awardstyle at 20:02 | TrackBack(0) | 随想〜 nana
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